メガネレンズの素材
プラスチックとガラス
レンズの素材には、ガラスとプラスチックがあります。プラスチックはガラスに比べて軽く、割れにくく安全で、色々なカラーをつける事ができファッション性も高いのが特徴です。紫外線カットや汚れが拭き取りやすい加工も選べます。プラスチックはガラスよりキズが付きやすいのですが、最近ではキズのつきにくいコーティングも開発されました。


写真・HOYA(株)
レンズの3要素とは?
長時間の使用でも負担が少なく快適なメガネにはレンズの3要素が大事です。
コップの中のスプーンが曲がって見えたり、お風呂で自 分の足が短く見えたりするのはすべて「屈折」のせいです。光は、空気中にあるときも水中にあるときも同じ環境(媒質)ならば直進します。ところが異なる環 境に入るときにその境目(境界面)で曲がります。屈折率とは、その物質が光をどれぐらい曲げる事が出来るかを示した値です。屈折率の数字が大きい(高い) ほど光を大きく曲げる事が出来るので同じ度数、設計のレンズは薄くなります。

比重は、4℃の蒸留水1ccと同じ体積の物質の重さの 比の事です。例えば同じ体積で水が1Kgだったら、比重1.3の素材は1.3Kgになります。一般的にガラスレンズは比重が2.60~3.70程度です が、プラスチックレンズは半分くらいの1.20~1.50程度と軽くなります。

太陽の光は、様々な色の光の混合です。これらの光は、色によって屈折率が異なり、プリズムを通すと美しいスペクトルに分かれます。この光の性質は、レンズに「色収差」という現象を引き起こします。そこで、レンズ素材の色収差の度合いを示す数値として「アッベ数」が用いられます。光の分散が大きいものはアッベ数が小さく、色収差の少ない素材ほどアッベ数は大きくなります。
アッベ数の小さな素材のほうが、クリアに見える視界が狭くなります。

従来の薄型プラスチックレンズ

薄型軽量高品質新素材レンズ
写真・イラスト・東海光学(株)
