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プラスチックとガラス


写真・HOYA(株)


コップの中のスプーンが曲がって見えたり、お風呂で自分の足が短く見えたりするのはすべて「屈折」のせいです。光は、空気中にあるときも水中にあるときも同じ環境(媒質)ならば直進します。ところが異なる環境に入るときにその境目(境界面)で曲がります。屈折率とは、その物質が光をどれぐらい曲げる事が出来るかを示した値です。屈折率の数字が大きい(高い)ほど光を大きく曲げる事が出来るので同じ度数、設計のレンズは薄くなります。



比重は、4℃の蒸留水1ccと同じ体積の物質の重さの比の事です。例えば同じ体積で水が1Kgだったら、比重1.3の素材は1.3Kgになります。一般的にガラスレンズは比重が2.60〜3.70程度ですが、プラスチックレンズは半分くらいの1.20〜1.50程度と軽くなります。



太陽の光は、様々な色の光の混合です。これらの光は、色によって屈折率が異なり、プリズムを通すと美しいスペクトルに分かれます。この光の性質は、レンズに「色収差」という現象を引き起こします。そこで、レンズ素材の色収差の度合いを示す数値として「アッベ数」が用いられます。光の分散が大きいものはアッベ数が小さく、色収差の少ない素材ほどアッベ数は大きくなります。


アッベ数の小さな素材のほうが、クリアに見える視界が狭くなります。

従来の薄型プラスチックレンズ 薄型軽量高品質新素材レンズ
写真・イラスト・東海光学(株)
 

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